2019年のニュース

2019年「第17回パナソニックいちょう同窓会総会」が開催されました 

 

   今年の「総会」は、20191110日(日)に「ホテル・アゴーラ大阪守口」において、 64名の会員の皆様にご参加いただき、午前11時から開催されました。

総会後の集合写真

【総会の部】

・「総会」は、松岡事務局長の司会進行で始まり、最初に藤井康照会長から『本日は、多くの会員の方々にご出席をいただきありがとうございます。瀬恒前会長から会長を引き継いで初めての「総会」です。「記念講演」は、大変ご多用な平野理事長に講師をお願いすることができました。本日お話をお聞きすることを本当に楽しみにしています。また、7月にはパナソニックの津賀社長を瀬恒前会長と共に表敬訪問し、当会の活動のことや若い頃の話など歓談いたしました。今後共、大阪大やパナソニックとの連携に努めてまいります。』とのご挨拶がありました。

・現役「いちょう会」からの来賓として、パナソニック(株)オートモーティブ社の小川立夫副社長からご挨拶があり、冒頭に津賀社長からの『弊社は昨年、「くらしアップデート」の会社になるとの大きな方向性を打ち出し、ビジネスモデルの変革、最先端技術の活用、業界を超えたパートナー様との共創によって、お客様に寄り添い、そのお一人おひとりにとっての理想のくらしを実現する会社となるべく挑戦を重ねていこうとしております。また、パナソニックは、大阪大学と「パナソニック基盤協働研究所」でいくつかのプロジェクトや連携活動に積極的に取り組んでおり、私も経営評議員として、そして90周年記念事業募金委員長として、微力ながらお役目を果たさせていただいております。母校大阪大学が今後ますます「世界の阪大」として発展されますことを願っております』等のメッセージが披露されました。そして小川オートモーティブ社副社長からは、ご自身のご経歴や今年の10月からご担当のオートモーティブ社のこと、パナソニックの経営概況、そして「くらしアップデート」をどのように捉え、その実現にどのように取り組んでいるか等の大変明快なお話がありました。 

・松岡事務局長より、2019年度の主な活動の取り組みとして、「第3回講話会」と「大阪大学・パナソニックとの連携強化」の報告がありました。「退職後の私のプロジェクトX」をコンセプトにした「第3回講話会」は、7月13日に大阪大学中之島センターで開催され、当会顧問の瀬恒謙太郎大阪大学特任教授から「AI・IoTと未来社会」のテーマで、大変分かりやすく鳥瞰的で随所に具体的な事例の紹介があり、私たちが今後のデジタル時代を生き抜くうえでどのようにしていけばいいか、示唆に富んだお話をしていただきました。「大阪大学・パナソニックとの連携強化」では、本日、大阪大学から共創機構 産学共創・渉外本部の正城敏博副本部長(教授)が出席されます。また、大阪大学に在職する当会会員が5名、この「総会」に出席をいただいています。今後、更に大阪大学の渉外本部や在職する当会会員等との連携を深めてまいります。また、パナソニックの現役にも興味深い「講演」や「講話」を企画・推進し、多くの現役と交流できる場の創出をしてまいりますとの報告がありました。また、会計報告がなされ、田村雅博監事の会計監査報告を経て、出席の会員の皆様から承認を受けました。 

・次に役員の退任・新任に関しては、青木則夫副会長と福本正紀幹事、堀田定吉幹事の退任と顧問就任、大澤英俊幹事が新しく副会長に就任し、新任役員として宮井宏幹事、宇野結幹事、本間正人幹事が紹介されました。 

・最後に来年度の総会は2020年11月8日(日)に、ホテル・アゴーラ大阪守口で開催されることがアナウンスされました。

藤井会長の挨拶

小川副社長の挨拶


退任幹事の挨拶

新任幹事の挨拶


【記念講演の部】

・藤井会長からのご紹介の後、国立研究開発法人 量子科学技術研究開発機構(以下、量研) 平野俊夫理事長のご講演が始まりました。

<講演内容>

・令和天皇の即位礼正殿の儀に参加した。式の直前までの雨がウソのように晴れ、虹が出た。静岡では初冠雪の富士山も見えた。万葉の時代より富士山は日本人の心のふるさとであり、人は富士山を見ながら人生を思いそして死んでいった。今日は「生きることの意味」を皆さんと一緒に考えたい。

・過去、死因のトップは、感染症(肺炎・胃腸炎・結核など)だった。ワクチンと抗生物質の発見により激減した。現在では、がんが死因のトップ。2人に1人ががんに罹り3人に1人ががんで死んでいる。今やがんは当たり前の病気になった。私も60歳の時、肺がんに罹った。その時初めて「死」を実感した。幸い手術が成功し、こうして今ここにいる。肺の2/3摘出、入院3週間、リハビリに3か月かかった。それが、いま私たちが取り組んでいる重粒子線治療なら、手術なし、入院なし、リハビリなしの治療が可能となる。

・人間の体の構成は、水素・炭素・窒素・酸素で約93%を占め、他の元素も合わせると約20種の元素からなっている。この起源は宇宙のビッグバンまでさかのぼる。宇宙の誕生が138億年前、地球ができて46億年、生命の誕生が38億年前、人間は20万年前に誕生した。生命の誕生からの38億年を1年とすると、1月1日に生命が誕生し、人間は1231日の午後7時半ころにやっと誕生する。たった約4時間半しかない。人間の一生(80才)は、わずか0.6秒。宇宙で起きる超新星爆発によりいろんな元素が放出され地球に届き生命の誕生に結び付く。藤原定家の「明月記」にも超新星爆発が『客星』という文言で記されている。人生80年として、「老・病・死」は避けられない。命あるものは必ず死ぬ。人間は、生まれる時と死ぬときは誰も同じ。20歳で死ぬか、100歳まで生きるかは問題ではなく、重要なことは「如何に生き抜いたか」であり、その人の生き様が問われる。人間は一つの受精卵が分裂し、3760兆個もの細胞からできている。かつその細胞は常に変化している。(皮膚は28日、小腸は2・3日、骨は3か月で入れ替わる)まさに「諸行無常」であり、これが大事。変化は不安でもあるが希望でもありチャンスでもある。明日は今日とは違う。医療技術の進歩により平均寿命は伸びたが、今後はQOL(生活の質)を維持しながら生きる健康寿命を延ばすことが大事である。

・ワクチンや抗生物質発見により、感染症による死亡率は激減した。人類の祖先は、狩猟生活から農耕生活に移り、定住して生活が安定した。一方、動物を家畜とした為に、動物由来の感染症が広がり、多くの死者が出るようになった。マチュピチュで有名なインカ帝国は、当時2000万人がいたが、わずか200人のスペイン人に滅ぼされた。スペイン人の一人が天然痘に罹っていた。免疫のなかったインカ人は次々と天然痘で死んでいった。今ではワクチンの発明により天然痘は撲滅された。五体満足でも免疫がなければ死んでしまう。すなわち命は免疫にも依存している。

・医学の発展により平均寿命が延びたのみならず(今までの医学は平均寿命を伸ばす医療を追求してきた)、臓器移植、再生医療、遺伝子操作・ゲノム編集、人工臓器などの発展により、今や120年と考えられている生物学的寿命をも乗り越えようとしている。これは自然の摂理を根底から覆す革命的なことであり、近い将来200年、1000年、あるいは永遠に生きることが出来るかもしれない。「生きる意味」や「自分とはなにか」を今一度真剣に考える時である。突き詰めると「今の瞬間を如何に生きるか」にたどり着く。我々量研は、重粒子線治療によってがん患者の生存率とQOLの両方を高めることを目指している。重粒子線治療は大きく2つの特徴がある。一つは、治療法が無い一部のがんに有効であること。もう一つは短期治療が可能だということである。副作用が少なく、2次がん(転移)の発生率も外科手術と変わらない(要するに自然発症と同じ)などQOLが高い治療方法である。がんの治療法には、手術・X線治療・抗がん剤・免疫療法と様々あるが、重粒子線と免疫治療などと併用することにより「がん死ゼロ健康長寿社会」実現が可能と考えられる。

・重粒子線治療装置の第1世代機は、1993年に誕生し、大きさは120X65mで約320億円。現在の第23世代機は、60X45mで約140億円であるが、専用の建物が必要な大きさ。これを、20X10mの大きさまで小型化するとともに、高性能化した次世代機を「量子メス」と呼んで開発に取り組んでいる。特徴は既存の病院への設置が可能なことと、多くのがんで1回照射による治療が可能となること。

・先進医療も徐々に保険適用化されてきており、量子メス開発により経済性も飛躍的に改善される。われわれ量研はがんや認知症などを克服して「がん死ゼロ健康長寿社会」実現を目指している。「夢」のような話だが、夢と思っていると永久に叶えられない。夢に向かって一歩一歩近づいていこうとすると、夢はいつか現実のものとなる。たとえ叶えられなくても、その姿勢が人生を豊かにしてくれる。私は、常々こう思っています。「夢は叶えるためにある。」

平野理事長記念講演

平野理事長

講演会の聴講風景


【懇親会の部】

・「懇親会」は、藤井康照会長のご挨拶と乾杯の音頭でスタートしました。ご講演の講師の平野理事長と大阪大学の正城教授にもご参加いただき、また、テーブル毎に、更には、テーブルを越えて、賑やかで和やかな交流が続きました。

テーブル毎の参加者の懇親風景は、本ホームページの「写真集」の「20191110総会」をご覧ください。 

・恒例の「大阪大学の近況」は、樺澤副会長から報告していただきました。大阪大学の現状や発展ぶりを示す指標の説明やパナソニックとの連携強化の様子が紹介されました。

詳細は、本ホームページの「報告・資料集」の「20191110大阪大学近況」をご覧ください。

・大阪大学の正城教授からは、「初めての「総会」への参加ですが、これを機会に皆さんと更に連携を図っていきたい。また、パナソニックとの連携も深めていきたい。」等のご挨拶がありました。

・伊藤信久顧問からは、11月30日(土)午後、千里阪急ホテルで開催される「大阪大学工業会100周年記念シンポジウム」のご紹介がありました。

・懇親会の半ばには、新規会員の参加者2名に登壇いただき、歓迎の拍手に続きご挨拶がありました。続いて、長岡良富顧問からは「平穏な日々の中で、毎日、新聞からパナソニック関連記事を切り抜きし、欲しい方々に配信をしていますが、これがなかなか忙しい仕事になっています。私の「健康長寿」は、一日7,000歩のウォーキングです。是非、皆さんにもお薦めします。」等のお話があり、また今回初参加の水野省三会員からは「6年ぶりに帰阪し、現在、引っ越しの片づけを忙しくしています。東京では、急成長の後踊り場にあったIT会社で「経営管理の仕組み」導入を、これまでの経験を活かして存分に図ることができました。初参加のこの会合ですが皆さまと旧交を温めていきたい。」などのお話をしていただきました。

・盛り上がった雰囲気のなか、吉村孝史顧問のお話で中締めが行われ、全員での記念撮影を経て閉会しました。

樺澤副会長の阪大近況報告

正城教授の挨拶

伊藤顧問スピーチ


新人会員スピーチ

新人会員スピーチ

長岡顧問スピーチ


水野会員スピーチ

吉村顧問による中締め


「第3回講話会」を開催

  

 2019713()11:0012:30 パナソニックいちょう同窓会主催の「第3回講話会」が、大阪大学中之島センター404講義室で開催されました。この講話会は毎回「私の定年後のプロジェクトX」を基本のコンセプトに会員の方々にご講話をお願いしておりますが、今回は、昨年まで当会会長を務めていただいた大阪大学工学研究科特任教授 瀬恒謙太郎先生に『AI・IoTと未来社会』というテーマでお話しいただきました。参加者は、会員30名・現役の方2名の32名でした。そのお話の一部を以下に紹介します。

 

   瀬恒先生は、2007年に松下電器を早期退職され、母校の阪大に教授として着任されたのですが、一番初めにされたことは「新人研修」、新しく教員に着任された先生方に社会の仕組み、特に企業社会で求められていることについての教育に尽力されたそうです。その経験の中で、若い先生方とのつながりができ、いろいろな視点・発想で物事を見ることの大切さを感じられたそうです。

   お話は、「我が国のどの産業がここ10年伸びてきたのか」からスタート。情報・通信、サービス、小売業の伸びが際立っており2倍以上に。AIやIoTで考えている内容はそんなに新しいものではなく、「いかに早くやるか」が企業の成長に結びついている。デジタル技術の歴史は、トランジスタの発明から始まりコンピュータの時代へ移っているが、今でもあの有名なムーアの法則はあてはまっているようだ。IBMでは「脳型コンピュータの開発」が進められており、近々脳の処理スピードを超えるコンピュータがでてくる可能性がある。そうした爆発的な技術進歩は、今後、社会に大きな変化をもたらすことになってくる。

   数年前「シンギュラリティ(特異点)」という言葉が持てはやされた時期があるが、2045年にはコンピュータは人類すべての脳、知性を超えると予測する人も出てきた。( Ray Kursweil) 20世紀は「科学の時代」と言われ、電磁気学、量子力学の構築、DNAの発見と基礎科学が大きく発展し、それら知識により実現された車、電化製品の普及などで生活も大きく変わった。これに対し、21世紀は「技術の時代」と言われる。脳科学、非線形科学、数理統計学など、研究分野の深掘りが進むが、他方で技術進化がもたらした課題への対応もテーマとなってきている。別の視点で言うと、20世紀は、物の豊かさを求めての技術革新だったが、21世紀は、その豊かさがもたらした負の遺産への対応、そして心の豊かさの追求がテーマとなってきていると言える。言い換えると、科学技術と社会との調和がこれからのテーマとなっている。ドイツでは「Industry4.0」と銘打って政府主導のプロジェクトが始まっている。日本では働き方改革実現の手段として「RPA(ロボットによる業務自動化)」の実用化が議論されている。また、高齢化は世界的な問題だが、2040年に人口の中位年齢では日本が54.9歳と世界で最も高齢な国となると予想されている。更に、国連で「SDGs(持続可能な開発目標)」が採択され、国としてどのような未来社会を作っていくか考えていくことが求められている。

  いろいろな物がインターネットにつながる“IoTの時代”となってくると、人工知能(AI)技術による爆発的なデータ処理が求められてくる。それによりAI技術の応用は、既存産業にいろいろな影響を与える可能性がある。他方、それにより新たな市場が誕生してくる可能性もある。物の中にAIが組み込まれ、制限付きながら、自らいろいろな判断をしていく。ディープラーニング(DL)や敵対的生成ネットワーク(GAN)などの機械学習技術により、AIは自ら試行錯誤する中で、本物に限りなく近いものを完成させていく。他方で、AIが組み込まれたロボットが工場内に増え、コントロールできなくなると全体としてのパフォーマンスのマイナスとなる、いわゆる「野良ロボット」のような問題も出てくる可能性がある。

  今後、人間とAIはどのような役割分担をしていけばいいのか。現在のAIは人間より早く大量のデータを検索し候補を選別するのみで、人間とAIが共同でやらないと正解に至らない。従って、正しい意味のあるデータを大量に取得し、学習させることができるかが重要である。

   今、世界各地でAI研究のあり方について議論が起きている。Hawking博士やB.Gates氏がAI研究の急速な展開に対し懸念を表明している。そんな中、社会的な利益を増大させる場合のみに限定させるべきだとの意見が大きくなっている。人間が意識を持たない2つの細胞が合体したものからできていることを考えると、AIがこれからも意識を持たない機械のままでいるのか疑問を感じてもおかしくない。

 ご講話では、分かりやすく具体的な事例を随所に入れていただき、私たちが今後のデジタル時代を生き抜くうえでどのようにしていけばいいか、示唆に富んだお話をしていただきました。

  お話の後の「Q&A」では、「GAFA、BATどう見るか?」「パナソニックのAIはついていけているのか?」「AI時代では老人は何をしたらいいか?」等多くの質問に対し、

瀬恒先生から率直で丁寧なお答えがありました。

講話会開始前

講師紹介中の会場

講話者の瀬恒先生


講話会風景

講話会風景

活発なQ&A


「幹事会」を開催

  

   2019713()9:3010:30 「幹事会」が、幹事16名が参加して開催されました。

藤井会長の挨拶で始まり、新幹事候補として宮井宏会員の紹介がありました。

 次に、今秋の「総会」で「記念講演」をお願いしています 平野俊夫 量子科学技術研究開発機構理事長(大阪大学第17代総長)のご講演タイトルが

「量子メス:Quantum Scalpel  がん死ゼロ健康長寿社会実現に向けて~量研の戦略~」

に決定したとの報告がありました。そして、「第17回総会」(11/10)の開催に向け、諸準備・案内のスケジュール、幹事の役割分担、会員への「総会参加」促進策や現役への案内等について検討が行われ、「総会」開催に向けての活動が始まりました。

藤井会長(中央)挨拶

会議風景

会議風景


2019年「新年顧問・幹事会」を開催

  

2019年1月27日(日)11:00~13:50に「新年顧問・幹事会」が、ホテル・アゴーラ大阪守口で

開かれました。出席者は、顧問・幹事の方々、21名(顧問:8名、幹事:11名、新幹事:2名)でした。

新年顧問・幹事会参加者

 藤井康照会長から「瀬恒さんの後を受け、新しく会長に就任しました藤井康照です。1977年工学部電気工学科卒業から42年、改めて阪大の良さとパナソニックという会社の良さを噛みしめる今日この頃です。会長として、会員相互の交流は勿論のこと、大阪大学やパナソニックとの更なる連携を、顧問・幹事の皆さんのご支援とご協力を得ながら図ってまいりたいと思っています。皆さん、どうぞよろしくお願いします。」とのご挨拶に始まり、議事・検討内容は次のようでした。

1)新幹事候補者の紹介

本年からご活躍いただきます新幹事候補の3名が会長から紹介され、宇野、本間両会員から自己紹介と「幹事としての抱負」がありました。

・大澤 英俊(77 法 法律)

・宇野 結(むすび)(80・82修 理 数学)

・本間 真人(まさと)(80・82修 基礎工 情報)

3名の「幹事就任」が、満場一致で承認されました。

(現在の顧問と幹事は、「顧問・幹事紹介」欄をご覧ください)

2)前回の「第16回総会」を振り返って

当初9月30日(日)に予定をしていた「総会」が、台風24号の来襲で、やむを得ず「開催中止」をせざるを得なくなりましたが、幸い「記念講演」講師の石黒浩栄誉教授のご協力を得て、12月2日(日)に「第16回総会」を無事に再開催することができました。総勢70名の「総会」には、女性4名の出席があり。また、現役「いちょう会」会員12名の「記念講演」聴講や「懇親会」への参加もありました。

「総会」では、「パナソニックいちょう同窓会」への会名称の変更と会員対象を「大阪大学と大阪外国語大学の卒業生」と明記する、会則の変更が承認されました。

石黒栄誉教授の「記念講演」は、時空や文理の境界を越えたスリリングで大変興味深いお話で、参加の皆さんに大好評でした。

本年も、大阪大学との連携を更に進めるとともに、現役「いちょう会」会員への「講演聴講」と「懇親会参加」も呼びかけてまいります。

なお、大阪大学卒業生室から、卒業生情報誌「OU STYLE 第3号」(3月発刊の予定)への

当会記事掲載の要請があり、今後出稿の予定です。

3)2019年度総会について

・2019年11月10日(日)11:00~ ホテル・アゴーラ大阪守口 を予定しています。

 本年も「働く会員」も参加しやすい「日曜日」に日程を設定しました。

・「記念講演」の講師

 顧問の方々から、多くの講師候補のお話がありました。今後、現役にも大きく関心や興味を持ってもらえる講師を選定し、依頼をいたします。

4)「第3回講話会」

  会員による「退職後の私のプロジェクトX」をコンセプトとする「第3回講話会」を、7月13日(土)に大阪大学中之島センターでの開催に向け、諸準備を進めてまいります。

5)会員の「総会」等への参加増員策について

・事業グループ単位の「担当顧問・幹事」が、「参加勧誘」を推進してまいります。

担当幹事不在の事業グループには、会員から新たに「幹事」をお願いしてまいります。

・「メール会員」の増加を図り、「総会」等の案内の迅速化と郵送費の削減を図ります。

8)その他

昼食懇談は、藤井会長の乾杯の発声で始まり、顧問・幹事の皆さんそれぞれから近況のお話がありました。最後に、福原顧問による「会の益々の発展と会員の方々のご健勝」を祈って、「一本締め」で閉会しました。

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本年11月10日(日)の「第17回パナソニックいちょう同窓会総会」への、多くの会員の皆様の

 ご参加を心からお待ちいたしております。

藤井会長 挨拶

司会 松岡事務局長


宇野新幹事

本間新幹事


会議風景1

会議風景2


会議風景3

締めの挨拶 福原顧問